やさしいウルフハウンズ

米陸軍ハワイ基地スコフィールドバラックス第27歩兵連隊

通称:ウルフハウンズ(狼犬部隊)


去る12月10日、モイリイリのウイローズレストランにて、ウルフハウンズと
大阪の児童養護施設『聖家族の家』との交流60周年記念のチャリティーイベ
ントが催されました。



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今を遡る1949年のクリスマス、大阪の米軍堺基地に駐屯中だったウルフハウンズ
部隊のヒュー・オライリー氏(故人)は、聖家族の家を視察した際、戦争で家族
を失った子供たちの生活を目の当たりにしました。心を痛めたオライリー氏は
ウルフハウンズの仲間に呼びかけ$143のお金を集め、そのお金をこの孤児院
に寄付したのが、ウルフハウンズと聖家族の交流の始まりだそう。

時間をみては院の建物修復を手伝ったり、寄付金を贈ったり、クリスマスには
サンタに扮した兵士が子供たちを訪ねたり、1957年以降は毎年院から選ばれた
4人の子供たちをハワイに1週間招待したりと、現在でも暖かい交流関係は続いて
います。





今回の交流60周年記念イベントの発起人は、コアロハウクレレの若旦那アラン。
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ウルフハウンズのシンボルである狼犬。
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ステージにはマノアDNAも登場。
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故オライリー氏のインタビューを交え、ウルフハウンズと聖
家族の家の歩みをスライドで紹介。
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写真は当時の孤児たちの様子。





ジョン・ヤマサト、ダリン・レオン、ジュニアのステージ。
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ジュニアがウルフハウンズと聖家族の家のために作曲した新曲を披露。





故オライリー夫人のユウコさんもご挨拶。
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毎日感謝の気持ちで暮らしているという79才。とてもかくしゃくと
していらっしゃいます。天使と話しをしてるみたいでした。





素敵な人の周りには素敵な人の輪が広がります。
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真ん中の青年は3才の時、聖家族の家からハワイに養子に来ました。
現在20才の彼は、お医者様を目指して勉強中。とても感じの良い子
でした。左はアメリカ人の養母さん。右は聖家族の家の園長さん。


園長さんは、乳児も含め170人以上の子供たちのお父さんです。

戦後60年以上経った今では、戦争孤児として入所する子はさすがにいないと
思いましたが、それでも子供たちの数の多さに驚いていると、最近では虐待
を受けた子供たちが入所してくるケースが増えていると話してくれました。

でもね、園長さんやオライリー夫妻のような人達に出会うと、世の中は
ホント捨てたもんじゃないって、しみじみ思います。

今回のチャリティーイベントの収益は、聖家族の家に寄付されます。


全ての子供たちに幸せが訪れますようにと祈らずにいられません。


とても良い一日でした...。
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